日本のがんの疫学
- 発症率と死亡率
- がんは日本での主要な死因の一つ
- 年齢が上がるとともにがんの発症率が増加
- とくに高齢者(65歳以上)に多い
- 主要ながんの種類
- 日本では、肺がん、胃がん、大腸がん、肝臓がん、乳がんが多い
- 性別や年齢によって発症しやすいがんの種類が異なる
- 予防と早期発見
- 定期的ながん検診が重要
- 健康的な生活習慣(禁煙、適度な運動、バランスの取れた食事)ががんの予防に役立つ
がん患者数の推移
(国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センター, 2020改変)
- 国民の2人にひとりが生涯のうちにがんに罹り、3人にひとりががんで死亡するとされています1)。
- 高齢化とともに、罹患数と死亡数は増加し、2030年にはがん多死社会が到来するとされています。
5年生存率
(国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センター, 2020改変)
- 医療技術の発展により、がん患者の生命予後は年々向上しています2)。
がんリハビリテーションの重要性
がんリハビリテーションは、適切な運動療法や栄養指導、心理的サポートが含まれ、がん治療中および治療後の患者さんの身体機能のみでなく、生活の質を向上させるために重要です。
参考文献
- 国立研究開発法人審議会 高度専門医療研究評価部会 2015年資料
- 人口動態統計 厚生労働省大臣官房統計情報部編
ゆた
理学療法士
2012年 理学療法士免許を取得
2018年 医学博士号を取得
現在は、大学病院で理学療法士として勤務
がん専門領域でリハビリテーションを行っています
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